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パーキンソン病と発達障害

パーキンソン病といえば、高齢化する人間にとってガンなどとともに避けては通れ
ない病気になっています。

パーキンソン病の治療としては、現時点では対症療法やリハビリが中心になって
いて、パーキンソン病の中心にあるα-シヌクレイン(α-Synuclein)抗体に直接作用
するものではありませんでした。

ips治療と並んで期待されているのが、抗α-シヌクレイン抗体療法と呼ばれている
ものです。現在治験中ですが、近く実用化されるかもしれません。

(パーキンソン病については、各種医学書や専門機関でご確認ください)

 パーキンソン病 発達障害

ところで、パーキンソン病と闘いながら当相談室にお越しの方も数人いらっしゃい
ます。残念ながら、多くの場合はパーキンソン症状そのものとは直接関係ない
「カウンセリング」などは選択対象外となってしまいます。

世間では、いわゆる美談として扱われるケースも多いのですが、ご家族の方に
とっては、あるいみ当事者以上の苦痛を味わっていることも多いです。その苦しさ
を放置したままだと、どうしてもリハビリに力が入りません。


あ、そうですね。「なぜカウンセリングにお越しなのか」を書いていませんでした。


もともとパーキンソン病になりやすい方の特徴として、「感情が平板」に近い方という
データがあるそうです。そういう意味で、発達障害(特にアスペルガー症候群)の方が
お越しになっていて、「よく分からないが、足が動かなくなってきた」というケースが
該当します。

ということは、発達障害の方がパーキンソン病を発症する確率は、一般の方より
高いのかもしれません。ご家族の方(健常者)にとっては、ただでさえ理解できない
パートナーが、ますます面倒になりがちです。


ご本人の苦しみを直接緩和することはできませんが、ご家族ともどもお話をお伺い
させていただきたいと思います。

どうぞお気軽にお問い合わせください。





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