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転移・逆転移TRANSFERENCE

転移・逆転移とは

カウンセリングや心理療法を学ぶ場合に、「転移・逆転移」の問題は基本中の基本です。「転移」というと、
がんなどの病気が他の臓器に伝播していくことを思い浮かべる方も多いでしょうが、カウンセリングでは当
然違います。

「転移」とは、治療を受ける側である来談者が治療者(カウンセラーやセラピスト)に対して抱くある種の
感情のことを指します。具体的には、父親や母親、兄弟や彼・彼女・ライバル・友人など来談者にとって人
生で重要だった人物との関係を重ね合わせることが多いようです。

転移 逆転移   転移 逆転移  転移 逆転移

 
平成26年に日本中を賑わせている「理研STAP細胞」についても、その存在はともかく、所内での転移と
逆転移の状態が激しく入れ替わっています。

カウンセリングの初期にはそんな感情は抱きません。転移が生じるのはある程度まで改善が進んでからです。

たとえば、

「カウンセラーさんはちゃんと話を聞いてくれているように思わせるだけで、それは私が聴いているふりをしてい
るからだ」

「私がいうことを聞かなくなったらきっと腹を立てて見捨てられるに違いない」

「もっと私のことだけを心配して欲しい。もっと甘えさせてほしい」

「どうして私のことをもっと分かってくれないんだろう」


ユングはこの現象を転移と呼んでいます。つまり、クライエントがカウンセラーに対して特別な感情を抱くことを
指しています。


では、「逆転移」はどのようなものでしょうか。これはカウンセラーがクライエントに対して抱く感情です。クラ
イエントが自分の恋人・父親・母親・子供のように思えてくるのですが、本来カウンセラーになる前にこの感情は
自己分析して解消しておくことが必要です。

自分自身の考え方の傾向を知っておくことで、いざという場合にも対応できるからです。

たとえば、境界性パーソナリティ傷害などの場合はこの転移のコントロールができない場合が多いために、カウン
セラーに対して多くの場合敵対心を持つようになります。その恐怖に対応できずクライエントの言い分を聞いてし
まうと、どうしようもなくなってくるのはご理解いただけると思います。



この感情は、カウンセリングにおいて重要な意味を持つもので、このポイントから相談者が抱えている心理的問
題を解決することにつながることもあります


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