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発達障害とその対策 |
まず発達障害って何なのか理解しましょう |
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そもそも、発達障害ってなんだと思いますか。漢字から意味は分かるけど、実際にはどのような状態なのかが自分では理解できにくい症状ですね。 発達障害関係の文献には、以下のように記載されていることが多いようです 発達障害は、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害(現在は自閉症スペクトラム障害に統一されています)学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するものです。 これを図示すると、以下のようになります。
これで少しは分かりやすくなったでしょう。発達障害には大きく分けて自閉症スペクトラム障害・ 学習障害・ADHDの3種類があります。ここでいう発達障害には、知的障害やアダルトチルドレン・ 事故や病気による後天的な障害・身体の障害は含まれていません。
山手心理相談室では、基本的に成人の方を対象としていますが、成人になるまで「自分は発達障害 だとは思っていない」ケースがとても多いです。なぜかというと、以下の理由が挙げられます。 @障害による弱い部分があるために、うまく自分を判断できない。 A親に知識がないために、極端にできない場合でも詰め込みすればできるようになると思いこむ。 B両親のうちどちらか、または両方が発達障害のため、健診時に指導されない場合は放置してしまう。 C勉強ばかりするのが「正解」という思い込みが両親や本人にもある。 D高学力の場合は、周囲に同じタイプが多くなり、その社会から落伍してはじめて理解できる。 いろいろありますが、弱い部分があると特にメタ認知能力(*)が伸びないために、他者から見て おかしな行動をとったり、会社では「理想の上司」なのに家庭では「モラハラ夫」になったりしや すくなります。 IT至上の現代ですが、時代が進歩するにつれ、結果として幼いころから勉強やゲームという「左脳」 ばかり使うことになって、健全な脳の形成ができにくくなるのです。学力は高くても、右脳側が 子供のままの状態ではバランスは保てませんし、ご来室された方にはお伝えしている別の理由も 大きな影響を与えています。 *メタ認知とは、自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことを指します。 もちろん、自分のことを完ぺきには把握できませんが、その能力が高いほど周囲との連携もうまくいきやすいのです。 |
アダルトチルドレンでも似たような状態になります |
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