電話でのお問い合わせは06-6180-6280
〒541-0057 大阪市中央区北久宝寺町4-3-8-305
依存症には大きく分けて物質依存・対人依存・行為依存があります。以下それぞれについて説明します。
依存症は、下記のように3つのタイプに分けることができます。
1 物質に対する依存症
アルコール依存症、ニコチン(タバコ)依存症、薬物(覚せい剤)依存症など
2 行為に対する依存症
買い物依存症、ギャンブル依存症、メール依存症、ゲーム依存症、スマホ依存症など
3 人間関係に対する依存症(共依存)
恋愛依存症、母親依存症(マザコン)、グループ(宗教やマルチ)依存症など
このうち、一番影響を受けやすいのがアルコールやニコチン、覚せい剤等への依存です。特に覚せい剤につ
いては脳に深刻なダメージがあり、覚せい剤等が切れてしまうと、手の震えや発汗、下痢などいわゆる禁断
症状が現れるようになります。そのため、この不快な症状を止めるために覚せい剤等を摂取し続けなければ
ならなくなり、依存がさらに悪化します。
また、依存症共通の特徴としては、より強い刺激を求めるという点があげられます。「お金」が一番分かり
やすいと思います。たとえば、最近多いのが「高額な役員報酬」です。業績がすこぶる良いのであればまだ
理解できますが、赤字決算でも数億円という傾向が出てきました。実際にはひとりで利益を独占するより、
従業員に分配したほうが社会全体ではうまく回転し、巡り巡って自社商品の売り上げも増加が期待できます。
高度成長期は、役員報酬といっても部長クラスとあまり差がありませんでした。アメリカの基準が「グロー
バルスタンダード」と美化された結果でしょうね。経済も「人のこころ」で動くことを再認識したいもので
す。
これは横領などの事件にも適用されますが、「今までバレていないから」とより強い刺激を求め始めます。
実際には永遠に儲けることなどできるはずがないのは分かっているのですが、依存が重篤化すると自分の周
囲が見えなくなりますので、誰かに止められる(逮捕される等)までやめられなくなるのです。
株式などの投資も同じです。1,000万円儲けると次は1億・5億となって、やがては破綻する、いわゆ
るバブル崩壊はこのような段階を経て発生するのです。バブルとは決して経済的な事象ではなく、人間の持
つ本能的な「こころの問題」だともいえます。
恋愛依存なども同様、妻子ある方との不倫は、最初は結婚を考えなくても、交際が深化するにつれ、もっと
刺激を求めますから、「この人をパートナーから奪いたい」と思ってしまいます。
アルコールや薬物等については、説明するまでもないでしょう。
営業時間・カウンセリング方針
詳しい料金などは下記より山手
心理相談室メインサイトをご確
認ください。
カウンセリング/SSTルーム
(ミュゼ本町相談ルーム・大阪
地下鉄本町駅徒歩3分)
メールでのご予約