フォーカシングとは
フォーカシングを簡単に説明すると、「人の身体の奥にあ
る、まだ言葉になっていない感覚を言葉として吐き出す」
ということになります。
効果の範囲が狭いのが難点ですが、山手心理では対象
を限定して使用しています。
フォーカシングとフェルト・センス
フォーカシングは、よく「現象としてのフォーカシング」と、
「技法としてのフォーカシング」という2つの意味で用いられ
ることがあります。
みなさんは「何か胃やみぞおちのあたりがムズムズする」
という感覚を(病気以外で)お持ちになったことはありませ
んか。
一般的に、フォーカシングはまだ人間としての言葉になっ
ていないモヤモヤを、人の言葉に変換する作業です。たと
えば、明日イヤな相手と商談をしなければならないという
場合、何かわからないけどモヤモヤするといった感覚は
経験がおありでしょう。
この感覚について、比喩的にいうと「その感覚と対話する」
ということで、自分が「イヤな気持ちなんだ」ということを理
解していただくことです。
スピリチュアル的に使用される場合もありますが、山手心
理ではカウンセリングの際、自分の気持ちが分かりにくい
方に使用することがあります。