山手心理相談室（大阪市中央区・登録商標）のサブブログです。

sslとは　　～初心者のためのssl～　　　　

パソコンに詳しい方なら当然ご存知だと思いますが、SSL（エスエスエル（Secure Sockets Layer )とは、1994年にNetscapeによって開発された世界標準のセキュリティーテクノロジーです。現行のhttp:システムでは、パソコンからどこかのホームページを閲覧したりする際に「周囲から見えてしまう」状況が発生します。

　　　　　　　　　　

それを防ぐためにWebサーバーとWebブラウザーとの間で暗号化し、送受信できるようにしたのがhttps:システム（ssl）だといえるでしょう。機密性の高い個人情報やクレジットカードの情報などを取扱う際には、SSLによる通信が利用されます。

端折って言えば、SLとはWebサイトとそのサイトを閲覧しているユーザとのやり取り（通信）を暗号化するための仕組みです。意外と知られていない前提ですが、上記のように、現時点でのインターネット(http)は悪意のある第三者が通信の中身を盗み見て悪用することが可能です。閲覧しているホームページのアドレスや、掲示板に書き込んだ内容、ショッピングサイトで入力したクレジットカード番号やパスワードなども盗み見ることが可能です。これでは安心してインターネットショッピングができませんからね。

例えば、会社のパソコンからアクセスしている場合、社内のネットワーク管理者ならあなたの通信を自由に見ることができます。駅や地下街などで利用できる無料Wi-Fiなども、ちょっとした知識があれば管理者が非SSLの通信を盗み見ることが可能です。

この脆弱な部分を補うため、SSLはブラウザとサーバー間の通信を通信の始まりから終わりまで暗号化します。そのため、通信の途中でデータを盗み見られたとしても、データは暗号化されているため解読は困難となります。