種類によって効果が違う心理療法
一般的に左脳に効果があるのは論理系の心理療法(認知療法・認知行動療法・論理療法など)で、右脳に
効果があるのは芸術系療法(絵画療法・アートセラピー・催眠療法・箱庭療法など)といわれています。
科学(医療行為) ⇔ カウンセリング ⇔ 占い・霊感・信仰
(心理療法)
医療と信仰・心理療法の関連はおおむね上記のようになります。カウンセリングをより論理的にしたものが
科学(医学)であり、夢や感情を強調すれば占いなどになります。
医療機関などのカウンセリングは論理的色彩が強いですし、開業カウンセラーなどは(どちらかといえば)
真ん中より右側を得意とするケースが多いようです。
その中で、自分がどの部分にいるのかを自分自身で決めているのが現在の「こころの問題」だといえるでし
ょう。医療行為に例えれば、自分の病気を「胃潰瘍だ」「虫歯だ」と自己診断しているようなものです。
その点からすれば、本来はカウンセラーがクライエントに適合した心理療法を見分ける能力が求められている
のですが、実際には
★効かないのに催眠ばかりかける
★できないのに日記ばかり書かせる
という現象が発生しています。
その中でカウンセリング(来談者中心療法)は心理療法の中では真ん中よりやや右(感情側)に位置すると
考えられます。
占いなどとカウンセリングを併用するのは論外ですが、いくつかの療法を併用できるカウンセラーを探すこと
が回復への近道かと思います。