自律神経失調症とは
自律神経失調症とは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れた場合に起こる症状の総称を
さします。身体的に調子が悪い場合に原因がはっきりしないこともありますが、そんな場合に診断される
こともあります。
症状としては、寝汗や冷や汗などの異常な汗、慢性的な頭痛や肩こり、下痢、めまい、不眠症、疲労感など
の体調不良といった症状が現れてくることが多いようです。ところが、病院でいろいろ精密検査をしても
特に異常がないと言われてしまい、いわゆるドクターショッピングを繰り返す方も多いようです。この病気は
実際にはうつ病やパニック障害、過敏性腸症候群などと同時に認められる場合が多く、もともとの疾患が特定
できない場合でもストレスが要因になっている可能性が高いため、適応障害と診断されることもあります。
この症状はタイプにより、身体と心の両面に働きかける治療、生活環境を整えるなどのことを行う必要があり
ます。体質・性格・ライフスタイルなどを総合的に判断することが大切です。
現在行われている療法としては、
・ 自律訓練法などによるセルフコントロール
・ 薬物による対処療法
・ カウンセリングなどの心理療法
・ 指圧、マッサージ、整体、鍼灸、ストレッチなどの理学療法
・ 音楽療法やアロマテラピーなど身体の感覚に働きかける療法
などがあります。
自律神経失調症とカウンセリング
上記のように、カウンセリングによる効果がある場合もあります。(身体に異常を感じた時、まずその異常を
医療機関で診断してもらうことが大切です)
山手心理では発達障害のお客様も多いのですが、それらと関係がある場合も見られます。ご希望の方は身体的
な異常ではないことを確認の上お越しください。