FAQ
○経歴を教えてください。
大学卒業後、20年超上場企業に勤務しました。そこでは営業をはじめさまざまな仕事に携わってきま
した。相談業務に従事した期間も5年以上あります。また、勤務中は営業することができませんから、い
のちの電話相談員や民間NPOの相談員を経験し、キャリアを積みました。
(この時の経験があって、電話相談などもフツウにお受けできるように思います)
平成19年に相談室を開業。当初は催眠療法とカウンセリングを併用した相談室にしたいと思っていまし
たが、発達障害(アスペルガー・ADHD・自閉症など)にかかわるうちに催眠療法よりSST(ソーシャ
ルスキルトレーニング)の方が効果の高いことを学び、現在では催眠療法は忘れてしまいました。(笑)
社会人経験を生かした山手スタイルカウンセリングを中心に活動しています。
資格だけはたくさん所有しています。飽きっぽい(!)のかあれこれ違う種類を勉強しました。哲学・数
学・物理学や脳科学などです。カウンセリング関連の資格としては、産業カウンセラーと催眠療法士を取
得しています。これらの知識はカウンセ リングやトレーニングを行う上でとても役立っています。
開業後、精神科医や脳神経外科医さん・教育関係者の教えをいただきながらカウンセリング界の常識を大
幅に超える数の面談をこなしてきました。カウンセリングの人数も、のべ20,000人を軽く突破して
います。(2020年末現在)
〇独特のカウンセリングをしているそうですが。
一般のカウンセリングルームでは、「気づき」以降に成長手段を持たない方が大変多いようです。当相談
室では、@傾聴カウンセリングA認知行動療法Bスキル・コミュニケーショントレーニングC職場や夫婦
問題のフォローを中心に対応させていただきます。
人気があるのはスキルトレーニングですが、当相談室のクチコミにもあるように、トレーニングで改善さ
れた方が多い反面、どうしても対応できずに「寄り添ってくれない」という方もいらっしゃいます。
トレーニング中はあまりカウンセリングに重点を置きませんので、どうしても「できない自分」を見てし
まうことになります。初回にトレーニング希望と記載されていても、うつがある程度進行している場合や
精神面で耐えられない方には、カウンセリングとフォローを軸に組み立てています。
また、脳の損傷・脳にMRIに映る程度の傷がある方・サイコパス・境界性パーソナリティー障害・入院加
療が相当と思われる症状・中度以上の発達障害などは、その状態に適した施設を一緒に考えていきます。
<中度以上>とは、カウンセラーの言葉を理解できない、または「非難された」という受け取りをしてし
まう方のことです。カウンセリングは「言葉のやり取り」ですので、最低限「意味を理解できる」ことが
必要です。
○料金が安ければカウンセリング能力も低いという同業者もおられますが。
現在大阪地区ではかなり低価格での営業を行っています。これは、社会経験もなく学術理論偏重のカウン
セラーがあまりに多く、また料金設定についても高所得の方しか継続できないような価格設定になってい
ることに疑問を抱いたためです。カウンセリングやスキルトレーニングは、軽微なご相談を除けば1回で
完了するものではありませんから、続けられる価格設定が大切だと思っています。
催眠療法などでは1回3時間5万円というケースもありますが、クライエントさん(カウンセラーもです
が)が緊張を維持できる時間は1時間+αですから、あとはお金と時間が無駄になるように感じます。
また、カウンセリングを続けるために必要なものの一つに「相性」というものがありますが、当相談室で
は地域に関係なく多くの方がお見えになっています。こればかりはお越しいただけないと分かりませんが
レベルが低いとここまで多くの方に信頼されないようには思います。
最近はご予約が多く、ご希望の時間帯に対応できないこともありますが、ぜひ一度連絡をしてみてくださ
い。症状が重く入院が必要な方・また境界性パーソナリティ(人格)障害などカウンセリングでは対応
できないケースもあって、本当に申し訳なく思うこともあります。それだけに、一人でも多くの方とお会
いしたいと思っています
みなさまひとりひとりにお目にかかれることを楽しみにしています。
料金確認⇒ カウンセリングご予約⇒
*大学院の学生さんや公共カウンセリングではもっと安い(または無料)のところがあります。
*有名カウンセラーのフランチャイズは、そのカウンセラーに対する上納金(笑)を含んだ料金設定にな
っています。弟子ならまだしも、フランチャイズ契約を結んだだけの方が担当するケースなどは「高か
ろう・悪かろう」ということもありえます。
○なぜ発達障害に興味を持ったのですか。
いまでも、別に発達障害専門カウンセラーではありませんが、直接のきっかけはあるカウンセリング実技
テストを受けたことです。当時は開業前でしたが、相談業務の経験などから結構自信を持っていました。
ところが、恥ずかしい話ですが、実技試験なのに相手の方(同じく受験生です)が何も話してくれません。
仕方なくこちらから話しかけるハメになってしまいました。何とか終了はしたものの、相手の方には
「話しづらい」という評価をいただき、不合格になってしまいました。
ご存じの方もおられるでしょうが、カウンセリング実技試験では受験生同士お互いにフォローします。
試験内容に「話せない人もいる」という想定がなかったのですね。
当時は、普通では考えられない相手の言葉に対して「怒り」より「疑問」で一杯でした。発達障害という
言葉がまだ一般的でなかったために、コミュニケーションができない方がおられるということを知らなか
ったのです。
開業後も他の相談室から「黙っていると怒られた」というクライエントさんが多くおいでになり、この方
たちを少しでも理解したいと思って発達障害の勉強を開始したのですが、当時は実績のあるカウンセラー
でも発達障害のことはご存じありませんでした。そこでカウンセリング以外のさまざまな方面に修行に出
向き、習得したのが現在の手法です。
○その他
★明るく、丁寧にお話をお聞きします。学術系カウンセラーさんのように黙り込むことはありませんので、
安心してお越しください。
★上場企業で20年超さまざまな仕事をしていましたので、カウンセリング用語は多用せず、できる限りフツウ
にお話をさせていただいてます。
★ひとりひとり違う人生です。解決方法もオーダーメイドが当たり前だと思っている人です。
★「24時間体制でなんてウソだろ」などと同業者には言われているようですが、お客様にはメールの返信時刻
などで納得いただいてます。(もちろん、睡眠はしっかりとってます)